【Nexus】Part 7 – EVPN/VXLANについて
これまでのエンタープライズのデータセンターネットワークで利用されてきたレイヤ2 テクノロジーを振り返ると、 古くはSpanning-treeによる冗長性の実現、vPC(MLAG)により筐体冗長をもったリンクアグリゲーションの実現、FabricPath(Trill)によるマルチパスに対応したイーサネットファブリックの実現と進化してきました。
一方、通信キャリアや大規模データセンターはユーザごとの仮想専用線の実現のためQinQやMacinMacが登場し、MPLSをベースとしたVPLSというマルチテナンシーを実現したテクノロジーの採用も広がりました。しかしVPLSはマルチホーミングの実現やマルチキャストの最適化、プロビジョニングの複雑性など多くの課題を残しました。そのVPLSの課題を解決した形で登場したのがEVPN(Ethernet VPN)です。
そしてEVPNをエンタープライズのデータセンターで適用すべく注目されているのがEVPN/VXLANとなります。この通信キャリアで培ったマルチテナンシーをエンタープライズネットワークに採用することで、テナント(ユーザ、システム)毎に論理ネットワークを展開すること、すなわちプライベートクラウドやAs a Serviceといったクラウドサービス基盤や、増え続けているシステムごとのネットワーク統合を実現することができます。
今回はEVPN/VXLANについて基本アーキテクチャから各種用語、NXOS上での基本的な動作にコンフィグレーションについて説明していきたいと思います
*Nexus9000vシリーズの記事のまとめはこちらから
*Nexus 9000vはversion 9.3(1)を元に動作確認を行っています。
目次
EVPN/VXLANとは
EVPN/VXLANは、テナント(ユーザ、システム)毎に論理ネットワークを物理ネットワーク上に展開することが可能です。基本的な役割としてEVPNはコントロールプレーンです。EVPNはBGPを拡張していて、BGPのアップデートにテナントごとのMACアドレス情報やIP情報をファブリック内で各種情報を伝搬して共有するような仕組みとなります。
データプレーンは NVO(VXLANなど)・MPLS・PBBなど様々なオプションがあります。もともと通信キャリアでの利用用途が先行したこともありMPLSやPBBに対応していますが、一般的なデータセンター用途では「RFC 8365」をベースとしたVXLANが一般的に利用されています。各プロトコルのヘッダにテナントの情報を埋め込んで、ネットワーク内で一意のテナントを識別します。
仕様については「RFC 7209」でEVPNで解決すべき課題が定義され、「RFC 7432」でデータプレーンをMPLSとしてEVPNが標準化。その後、データプレーンをPBBベースとした「RFC 7623」、VXLANを含んだNVO(Network Virtualization Overlay )をベースとした「RFC 8365」が定義されています。EVPNはEthernet VPNという名前の通りL2 VPNの実現が基本機能となりますが、「RFC 7432」や「https://tools.ietf.org/html/draft-ietf-bess-evpn-inter-subnet-forwarding-09」によってL3ルーティングとなるサブネット間通信やGWについて定義されています。
EVPN/VXLANのネットワーク構成については、スパイン/リーフ(Spine/Leaf)構成が基本となります。従来エンタープライズネットワークの基本構成として、コア/ディストリビューション/アクセスといった3階層構成が一般的でしたが、拡張性やパフォーマンスの観点から、データセンターネットワークでは2階層となるスパイン/リーフ構成が一般的となりました。
スパインとリーフの役割ですが、データプレーンの観点だとリーフスイッチがVXLANのEncap/Decapを行い、スパインスイッチはデータを転送するのみです。コントロールプレーンの観点では、リーフスイッチがオーバレイ上のMAC/IPなどを学習してBGPで各スイッチに伝搬します。スパインスイッチはiBGPを利用する場合にはルートリフレクターとなり、eBGPであれば通常のeBGP peerとなります。このようにリーフスイッチに多くの役割をもたせていることが特徴的です。
EVPN/VXLANの基本用語
ここではEVPN/VXLANでの基本用語について説明します。用語とともにイメージ図もあわせて掲載しています。具体的なEVPN/VXLAN構成図のパラメータと用語を突き合わせてみてください。
・Ethernet Segment(ES):イーサネット セグメントは一連のイーサネットリンク
・Ethernet Segment Identifier(ESI):ESI はネットワーク全体にわたってイーサネットセグメントを一意に表します。Multihomingする場合には該当IFで同一ESIを持つ
・EVPN Instance(EVI):EVIはVirtual Network Identifier(VNI)で表されます。RD、import/export RTが割り当てられる。Nexusでは基本的に EVI=VNI=VLAN という関係
・L3VNI : サブネット間通信の際に使われるVNIで、Ciscoが採用しているSymmetric IRB方式で利用される(詳細について後述)
・L2VNI : ブリッジングの際に使われるVNIで、Ciscoが採用しているVLAN Based Service-interfaceでは1 VLAN=1 VNI となる(詳細については後述)
EVPNの主要な特徴(コントロールプレーン)
EVPNは冒頭にご紹介した通りBGPを利用して仮想的なL2/L3ネットワークを実現する上で必要な情報(テナントごとのMAC/IPの情報)をやり取りするプロトコルです。ネットワーク内での各情報伝達にはBGPのアップデートを利用しますので、ネットワーク内でeBGPもしくはiBGPを構成する必要があります。以下の参考構成はiBGPを利用していて、スパインスイッチがRRとなって各リーフへアップデートを配信します。eBGPを利用するとRRが不要となります。
BGP UPDATEのMP-NRLIフィールドを使って各種情報が運ばれますが、その情報にはEVPN TYPE1-5まで存在しています。各TYPEの役割を簡単に説明すると、TYPE 1, 4はマルチホーミング関連の情報、TYPE 2はMAC/IPの情報、TYPE 3はBUMハンドリングの情報、TYPE 5は外部ルートなどのサブネット情報を取り扱います。
ここからはEVNPで定義されている各種MAC/IPの学習方法から、その他ファブリック内で効率的に仮想ネットワークを実現するための機能についてご紹介したいと思います。
MAC Address Reachability
リーフスイッチで学習したMAC/IPアドレスを、同じ VXLAN VNI に属するリーフスイッチへBGP経由で情報がアドバタイズ
Multihoming
ローカル機器との接続でリーフスイッチ2台以上によるMultihoming(MLAGイメージ)を提供。ESによりリンクが識別される。またDF ElectionによりVLANごとに配送する代表フォワーダーを選出
MAC Mobility
MAC Aをリーフスイッチが学習して他リーフスイッチへアドバタイズしている状態で、MAC Aが他PEへ移動した際に、移動先のリーフスイッチからアドバタイズメント情報のシーケンスナンバーを+1して、他リーフスイッチへアドバタイズしてMACをアップデート
ARP Broadcast Suppression
ローカル機器からリーフスイッチで受信したARPを他のリーフスイッチへアドバタイズすることで、他のリーフスイッチでARPを受信した際にProxy ARPの動きをしてARPを抑制
Split Horizon Filtering
Multihoming環境の時、ローカル機器からのBUMをリーフスイッチ1が網内にフラッドする時、同一ESのリーフスイッチ2がフラッドされたフレームを受信しても、ローカル機器側にはフィルタして流さない
Aliasing
Multihoming環境の時、リーフスイッチ1がMACを学習すると、対向リーフスイッチへMACをアドバタイズ。対向リーフスイッチはリーフスイッチ1とリーフスイッチ2がセットアップの段階でMultihoming環境であることを通知されているので、MACへのトラフィックは対向リーフスイッチからリーフスイッチ1とリーフスイッチ2へロードバランス
MAC Mass Withdraw
Multihoming環境側のリーフスイッチで回線障害が発生すると対向リーフスイッチに障害を通知。対向リーフスイッチで側で回線障害が発生したリーフスイッチへのパスを削除して、高速なコンバージェンスを実現
Distributed Anycast Gateway
各リーフスイッチがゲートウェイと動作し効率的なルーティングを行う
VXLANの主要な特徴(データプレーン)
VXLANネットワーク上ではVXLANヘッダーの24bit識別子によりハイスケールなマルチテナントを実現しています。具体的なVXLANのフォーマットは割愛させていただきますが、理論的には24bit(1600万以上)の仮想的なL2/L3ネットワークを実現することが可能です(仮想ネットワークの最大数は実質ネットワーク機器のリソースに依存する)。
各リーフスイッチがVTEPと呼ばれるVXLANヘッダの追加・削除を行うポイントとなります。言い換えるとリーフスイッチが仮想ネットワークの入口・出口となります。アンダーレイネットワークはOSPFやISISを利用したL3ネットワークでECMP(Equal Cost Multipath)を活用することで、接続したケーブルの分だけ帯域を拡張すること(マルチパス)となります。
データプレーン上のBUMの処理
BUMとはBroadcast,Unknown Unicast, Multicastという意味。通常のL2ネットワークでは、L2スイッチがBUMを受け取ると他のポートに複製されて送信されます。VXLANネットワーク上の仮想L2NWでも同様の動作を実現するために、Ingressレプリケーション方式とマルチキャスト方式という2つの方式があります。
以下の図はIngressレプリケーション方式となります。リーフスイッチで他のリーフスイッチ宛へパケットが複製されてユニキャストで送信されます。
マルチキャスト方式の場合には、各リーフに(S,G)エントリでL2VNIにJoinさせて、PIM−SMやBidir-PIMを利用してマルチキャストツリーからパケットを複製する方法となります。マルチキャスト方式の方が効率的にBUMを配信することができたり、ハードウェアにIngress Replicationの機能も不要になるのですが、マルチキャストルーティングの知識が必要になるため技術的なハードルが高い選択肢となります。
VXLAN 仮想L2ブリッジングの通信フロー
VXLANによって仮想的なL2ネットワークが実現できます。仮想的なL2ネットワークはL2VNIという単位で表現されています。以下L2VNI通信フローがイメージ。ローカル機器とリーフスイッチ間はVLANで、リーフスイッチでVXLANヘッダがつけられて仮想L2ネットワークのトンネルに入り、目的地のリーフスイッチでVXALNヘッダがはずされて最終的にVLANへと変換。このように仮想的なL2ブリッジングが実現されています。
Service interfaceについて
EVPNではEVI(EVPN instance)とVLANの関係について3つService Modelがあり、一般的に「VLAN-based Service interface」(以下VLAN-based)と「VLAN-aware bundle Service interface」(以下VLAN-aware)の2つの方式が各メーカで採用されています。
「VLAN-based」はEVI(=VNI)に1つのVLANで結びつきます。上の図でいうとVLAN200とVNI10200(仮想ブリッジ)が接続されているのが「VLAN-based」のイメージとなります。複数VLANがあるとEVIも複数となります。「VLAN-aware bundle」は複数のVLANがそれぞれ一つのVNIが結びつきますがEVIは1つです。
これらの関係はJuniperのこちらのイメージ図がわかりやすいと思います。
このようにひとつのEVIで管理されるVLAN数がそれぞれの方式で異なります。これががどのような違いを生み出すのかというと、EVPNではEVI毎にRDとRTで管理されるので、「VLAN-based」はVLAN単位でimport/exportできますが、「VLAN-aware」複数VLANでのimport/exportとなりおおざっぱな制御となります。しかし前者はVLAN/VNIごとのコンフィグやパラメータ管理するのは大変で、後者は比較的楽になると思います。
Aristaのこちらのサンプルコンフィグは「VLAN-based」と「VLAN-aware」を横並びにしていて、とてもわかりやすいと思います。
Nexusシリーズは「VLAN-based」を採用していようです。なお「VLAN-based」と「VLAN-aware」、両者での相互接続性はありません。
EVPN/VXLANの 仮想L3ルーティングの通信フロー
Cisco Nexusでのサブネット間通信は以下のイメージとなります。ローカル機器とリーフスイッチ間はVLANで、L2VNI 10300のセグメントの機器が、L2VNI 10200の機器と通信しています。L2VNI 10300配下の機器からの通信がリーフスイッチでVXLANヘッダがつけられてL3VNIにルーティングされて、L3VNIのトンネルを経由して、宛先のL2VNIにルーティングされて最終的な宛先に届きます。このように仮想的なL3ルーティングが実現されています。
Symmetric方式とAsymmetric方式
先程のサブネット間通信で「Cisco Nexusでの」と注意書きをしましたが、EVPNではサブネット間通信(inter-subnet forwarding)を実現するには2つの方式があります。Symmetric方式とAsymmetric方式となります。Cisco Nexusは前者を採用しており、先程の説明はSymmetric方式の動作説明でもあります。
Symmetric方式ではローカルデバイスのパケットがリーフスイッチへ到着してVLANからL2VNIにブリッジされた際に、宛先がリモートスイッチでかつルーティングが必要と判断されると、一度L3VNIへルーティングされてリモートスイッチに到着し、再度ルーティングされて宛先L2VNIから該当VLANにブリッジされます。
Asymmetric方式ではローカルデバイスのパケットがリーフスイッチへ到着してVLANからL2VNIにブリッジされた際、ルーティングが必要となると、そのまま宛先L2VNIへルーティングされて宛先L2VNI上でブリッジングし、リモートスイッチへ到着後にL2VNIから該当VLANにブリッジされます。
一般的にSymmetricはリソースを効率的に利用してスケールしやすい、Asymmetricはリソースのムダがあるが少し処理のステップが短縮できるということです。
EVPN/VXLAN 基本コンフィグレーションの確認
今回はNexusの以下コンフィグレーションガイドに沿って、Loopbackアドレスの配布のためアンダーレイプロトコルに物理IPでのBGP peer(address-family ipv4)を確立しています。
アンダーレイ構成図
オーバレイ構成図
確認項目
各端末間で疎通できることを確認
各機器のコンフィグクレーション
NXOS1 – Spine1
hostname NXOS1
nv overlay evpn
feature bgp
route-map permitall permit 10
set ip next-hop unchanged
interface Ethernet1/1
no switchport
mac-address 5000.0003.0001
ip address 192.168.1.42/24
no shutdown
interface Ethernet1/2
no switchport
mac-address 5000.0003.0001
ip address 192.168.3.42/24
no shutdown
interface loopback0
ip address 10.1.1.1/32
router bgp 100
router-id 10.1.1.1
address-family ipv4 unicast
network 10.1.1.1/32
address-family l2vpn evpn
nexthop route-map permitall
retain route-target all
neighbor 30.1.1.1
remote-as 200
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
disable-peer-as-check
send-community extended
route-map permitall out
neighbor 40.1.1.1
remote-as 200
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
disable-peer-as-check
send-community extended
route-map permitall out
neighbor 192.168.1.43
remote-as 200
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
neighbor 192.168.3.43
remote-as 200
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
NXOS2 – Spine2
hostname NXOS2
nv overlay evpn
feature bgp
route-map permitall permit 10
set ip next-hop unchanged
interface Ethernet1/1
no switchport
mac-address 5000.0003.0002
ip address 192.168.2.42/24
no shutdown
interface Ethernet1/2
no switchport
mac-address 5000.0003.0002
ip address 192.168.4.42/24
no shutdown
interface loopback0
ip address 20.1.1.1/32
router bgp 100
router-id 20.1.1.1
address-family ipv4 unicast
network 20.1.1.1/32
address-family l2vpn evpn
retain route-target all
neighbor 30.1.1.1
remote-as 200
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
disable-peer-as-check
send-community extended
route-map permitall out
neighbor 40.1.1.1
remote-as 200
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
disable-peer-as-check
send-community extended
route-map permitall out
neighbor 192.168.2.43
remote-as 200
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
neighbor 192.168.4.43
remote-as 200
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
NXOS3 – Leaf1
hostname NXOS3
nv overlay evpn
feature bgp
feature interface-vlan
feature vn-segment-vlan-based
feature lacp
feature nv overlay
fabric forwarding anycast-gateway-mac 0000.2222.3333
vlan 1,101,1001-1002
vlan 101
vn-segment 900001
vlan 1001
vn-segment 2001001
vlan 1002
vn-segment 2001002
vrf context vxlan-900001
vni 900001
rd auto
address-family ipv4 unicast
route-target import 65535:101
route-target import 65535:101 evpn
route-target export 65535:101
route-target export 65535:101 evpn
address-family ipv6 unicast
route-target import 65535:101
route-target import 65535:101 evpn
route-target export 65535:101
route-target export 65535:101 evpn
hardware access-list tcam region vpc-convergence 256
interface Vlan101
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip forward
interface Vlan1001
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip address 4.1.1.1/24
ipv6 address 4:1:0:1::1/64
fabric forwarding mode anycast-gateway
interface Vlan1002
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip address 4.2.2.1/24
ipv6 address 4:2:0:1::1/64
fabric forwarding mode anycast-gateway
interface nve1
no shutdown
host-reachability protocol bgp
source-interface loopback0
member vni 900001 associate-vrf
member vni 2001001
ingress-replication protocol bgp
member vni 2001002
ingress-replication protocol bgp
interface Ethernet1/1
no switchport
mac-address 5000.0003.0003
ip address 192.168.1.43/24
no shutdown
interface Ethernet1/2
no switchport
mac-address 5000.0003.0003
ip address 192.168.2.43/24
no shutdown
interface Ethernet1/3
switchport access vlan 1001
interface Ethernet1/4
switchport access vlan 1002
interface loopback0
ip address 30.1.1.1/32
router bgp 200
router-id 30.1.1.1
address-family ipv4 unicast
network 30.1.1.1/32
address-family l2vpn evpn
maximum-paths 64
maximum-paths ibgp 64
neighbor 10.1.1.1
remote-as 100
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
allowas-in 3
send-community extended
neighbor 20.1.1.1
remote-as 100
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
allowas-in 3
send-community extended
neighbor 192.168.1.42
remote-as 100
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
neighbor 192.168.2.42
remote-as 100
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
vrf vxlan-900001
neighbor 10.1.1.1
remote-as 100
evpn
vni 2001001 l2
rd 30.1.1.1:1001
route-target import 30.1.1.1:1001
route-target export 30.1.1.1:1001
vni 2001002 l2
rd 30.1.1.1:1002
route-target import 30.1.1.1:1002
route-target export 30.1.1.1:1002
NXOS4 – Leaf2
hostname NXOS4
nv overlay evpn
feature bgp
feature interface-vlan
feature vn-segment-vlan-based
feature lacp
feature nv overlay
fabric forwarding anycast-gateway-mac 0000.2222.3333
vlan 1,101,1001-1002
vlan 101
vn-segment 900001
vlan 1001
vn-segment 2001001
vlan 1002
vn-segment 2001002
vrf context vxlan-900001
vni 900001
rd auto
address-family ipv4 unicast
route-target import 65535:101
route-target import 65535:101 evpn
route-target export 65535:101
route-target export 65535:101 evpn
address-family ipv6 unicast
route-target import 65535:101
route-target import 65535:101 evpn
route-target export 65535:101
route-target export 65535:101 evpn
hardware access-list tcam region vpc-convergence 256
interface Vlan101
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip forward
interface Vlan1001
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip address 4.1.1.1/24
ipv6 address 4:1:0:1::1/64
fabric forwarding mode anycast-gateway
interface Vlan1002
no shutdown
vrf member vxlan-900001
ip address 4.2.2.1/24
ipv6 address 4:2:0:1::1/64
fabric forwarding mode anycast-gateway
interface nve1
no shutdown
host-reachability protocol bgp
source-interface loopback0
member vni 900001 associate-vrf
member vni 2001001
ingress-replication protocol bgp
member vni 2001002
ingress-replication protocol bgp
interface Ethernet1/1
no switchport
mac-address 5000.0003.0004
ip address 192.168.3.43/24
no shutdown
interface Ethernet1/2
no switchport
mac-address 5000.0003.0004
ip address 192.168.4.43/24
no shutdown
interface Ethernet1/3
switchport access vlan 1001
interface Ethernet1/4
switchport access vlan 1002
interface loopback0
ip address 40.1.1.1/32
router bgp 200
router-id 40.1.1.1
address-family ipv4 unicast
network 40.1.1.1/32
address-family l2vpn evpn
maximum-paths 64
maximum-paths ibgp 64
neighbor 10.1.1.1
remote-as 100
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
allowas-in 3
send-community extended
neighbor 20.1.1.1
remote-as 100
update-source loopback0
ebgp-multihop 3
address-family l2vpn evpn
allowas-in 3
send-community extended
neighbor 192.168.3.42
remote-as 100
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
neighbor 192.168.4.42
remote-as 100
address-family ipv4 unicast
allowas-in 3
disable-peer-as-check
vrf vxlan-900001
evpn
vni 2001001 l2
rd 30.1.1.1:1001
route-target import 30.1.1.1:1001
route-target export 30.1.1.1:1001
vni 2001002 l2
rd 30.1.1.1:1002
route-target import 30.1.1.1:1002
route-target export 30.1.1.1:1002
アンダーレイのステータス確認
NXOS1 – Spine1
XOS1# show ip bgp sum
BGP summary information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP router identifier 10.1.1.1, local AS number 100
BGP table version is 8, IPv4 Unicast config peers 2, capable peers 2
4 network entries and 5 paths using 1080 bytes of memory
BGP attribute entries [3/492], BGP AS path entries [2/16]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
192.168.1.43 4 200 742 740 8 0 0 12:15:00 2
192.168.3.43 4 200 748 745 8 0 0 12:20:58 2
NXOS1#
NXOS1# show ip bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP table version is 8, Local Router ID is 10.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
*>l10.1.1.1/32 0.0.0.0 100 32768 i
e20.1.1.1/32 192.168.3.43 0 200 100 i
*>e 192.168.1.43 0 200 100 i
*>e30.1.1.1/32 192.168.1.43 0 200 i
*>e40.1.1.1/32 192.168.3.43 0 200 i
NXOS1#
NXOS2 – Spine2
NXOS2 - Spine2
NXOS2# show ip bgp sum
BGP summary information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP router identifier 20.1.1.1, local AS number 100
BGP table version is 10, IPv4 Unicast config peers 2, capable peers 2
4 network entries and 7 paths using 1320 bytes of memory
BGP attribute entries [4/656], BGP AS path entries [3/30]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
192.168.2.43 4 200 704 701 10 0 0 11:36:02 3
192.168.4.43 4 200 718 709 10 0 0 11:35:12 3
NXOS2#
NXOS2# show ip bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP table version is 10, Local Router ID is 20.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
e10.1.1.1/32 192.168.4.43 0 200 100 i
*>e 192.168.2.43 0 200 100 i
*>l20.1.1.1/32 0.0.0.0 100 32768 i
e30.1.1.1/32 192.168.4.43 0 200 100 2
00 i
*>e 192.168.2.43 0 200 i
*>e40.1.1.1/32 192.168.4.43 0 200 i
e 192.168.2.43 0 200 100 2
00 i
NXOS2#
NXOS3 – Leaf1
NXOS3# show ip bgp summary
BGP summary information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP router identifier 30.1.1.1, local AS number 200
BGP table version is 9, IPv4 Unicast config peers 2, capable peers 2
4 network entries and 5 paths using 1080 bytes of memory
BGP attribute entries [3/492], BGP AS path entries [2/16]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
192.168.1.42 4 100 744 742 9 0 0 12:16:33 2
192.168.2.42 4 100 704 702 9 0 0 11:36:56 2
NXOS3#
NXOS3# show ip bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP table version is 9, Local Router ID is 30.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
*>e10.1.1.1/32 192.168.1.42 0 100 i
*>e20.1.1.1/32 192.168.2.42 0 100 i
*>l30.1.1.1/32 0.0.0.0 100 32768 i
e40.1.1.1/32 192.168.2.42 0 100 200 i
*>e 192.168.1.42 0 100 200 i
NXOS3#
NXOS4 – Leaf2
NXOS4 - Leaf2
NXOS4# show ip bgp summary
BGP summary information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP router identifier 40.1.1.1, local AS number 200
BGP table version is 13, IPv4 Unicast config peers 2, capable peers 2
4 network entries and 7 paths using 1320 bytes of memory
BGP attribute entries [4/656], BGP AS path entries [3/30]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
192.168.3.42 4 100 750 748 13 0 0 12:23:05 3
192.168.4.42 4 100 719 710 13 0 0 11:36:42 3
NXOS4#
NXOS4# show ip bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Unicast
BGP table version is 13, Local Router ID is 40.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
e10.1.1.1/32 192.168.4.42 0 100 200 1
00 i
*>e 192.168.3.42 0 100 i
e20.1.1.1/32 192.168.3.42 0 100 200 1
00 i
*>e 192.168.4.42 0 100 i
e30.1.1.1/32 192.168.4.42 0 100 200 i
*>e 192.168.3.42 0 100 200 i
*>l40.1.1.1/32 0.0.0.0 100 32768 i
NXOS4#
オーバレイのステータス確認
NXOS1 – Spine1
NXOS1# show bgp l2vpn evpn summary
BGP summary information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP router identifier 10.1.1.1, local AS number 100
BGP table version is 18, L2VPN EVPN config peers 2, capable peers 2
12 network entries and 12 paths using 2880 bytes of memory
BGP attribute entries [10/1640], BGP AS path entries [1/6]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
30.1.1.1 4 200 39 31 18 0 0 00:23:48 6
40.1.1.1 4 200 36 28 18 0 0 00:23:20 6
NXOS1#
NXOS1# show bgp l2vpn evpn
BGP routing table information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP table version is 18, Local Router ID is 10.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1001
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[32]:[4.1.1.11]/272
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[32]:[4.1.1.12]/272
40.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 200 i
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1002
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[32]:[4.2.2.11]/272
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[32]:[4.2.2.12]/272
40.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 200 i
NXOS1#
NXOS2 – Spine2
NXOS2# show bgp l2vpn evpn summary
BGP summary information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP router identifier 20.1.1.1, local AS number 100
BGP table version is 19, L2VPN EVPN config peers 2, capable peers 2
12 network entries and 12 paths using 2880 bytes of memory
BGP attribute entries [10/1640], BGP AS path entries [1/6]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
30.1.1.1 4 200 36 27 19 0 0 00:17:43 6
40.1.1.1 4 200 32 22 19 0 0 00:17:14 6
NXOS2#
NXOS2# show bgp l2vpn evpn
BGP routing table information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP table version is 19, Local Router ID is 20.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1001
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[32]:[4.1.1.11]/272
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[32]:[4.1.1.12]/272
40.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 200 i
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1002
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[32]:[4.2.2.11]/272
30.1.1.1 0 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[32]:[4.2.2.12]/272
40.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 200 i
*>e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 200 i
NXOS2#
NXOS3 – Leaf1
NXOS3# show bgp l2vpn evpn summary
BGP summary information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP router identifier 30.1.1.1, local AS number 200
BGP table version is 25, L2VPN EVPN config peers 2, capable peers 2
14 network entries and 20 paths using 3840 bytes of memory
BGP attribute entries [14/2296], BGP AS path entries [1/10]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
10.1.1.1 4 100 32 25 25 0 0 00:18:59 6
20.1.1.1 4 100 34 26 25 0 0 00:19:02 6
NXOS3#
NXOS3# show bgp l2vpn evpn
BGP routing table information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP table version is 25, Local Router ID is 30.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1001 (L2VNI 2001001)
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 100 32768 i
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e 40.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[32]:[4.1.1.11]/272
30.1.1.1 100 32768 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[32]:[4.1.1.12]/272
40.1.1.1 0 100 200 i
* e 40.1.1.1 0 100 200 i
*>l[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 100 32768 i
* e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e 40.1.1.1 0 100 200 i
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1002 (L2VNI 2001002)
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 100 32768 i
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e 40.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[32]:[4.2.2.11]/272
30.1.1.1 100 32768 i
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[32]:[4.2.2.12]/272
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e 40.1.1.1 0 100 200 i
*>l[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 100 32768 i
* e[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e 40.1.1.1 0 100 200 i
Route Distinguisher: 30.1.1.1:3 (L3VNI 900001)
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[32]:[4.1.1.12]/272
40.1.1.1 0 100 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[32]:[4.2.2.12]/272
40.1.1.1 0 100 200 i
NXOS3#
NXOS3# show system internal l2fwder mac
Legend:
* - primary entry, G - Gateway MAC, (R) - Routed MAC, O - Overlay MAC
age - seconds since last seen,+ - primary entry using vPC Peer-Link,
(T) - True, (F) - False, C - ControlPlane MAC
VLAN MAC Address Type age Secure NTFY Ports
---------+-----------------+--------+---------+------+----+------------------
* 1002 0050.7966.6807 dynamic 00:17:54 F F Eth1/4
* 1001 0050.7966.6806 dynamic 00:17:54 F F Eth1/3
* 1002 0050.7966.680a static - F F nve-peer1 40.1.1.1
G - 5000:0003:0003 static - F F sup-eth1(R)
G 101 5000.0003.0007 static - F F sup-eth1(R)
* 1001 0050.7966.6809 static - F F nve-peer1 40.1.1.1
G 1001 5000.0003.0007 static - F F sup-eth1(R)
G 1002 5000.0003.0007 static - F F sup-eth1(R)
1 1 -00:00:22:22:33:33 - 1
NXOS3#
NXOS3# show ip route vrf vxlan-900001
IP Route Table for VRF "vxlan-900001"
'*' denotes best ucast next-hop
'**' denotes best mcast next-hop
'[x/y]' denotes [preference/metric]
'%<string>' in via output denotes VRF <string>
4.1.1.0/24, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.1, Vlan1001, [0/0], 00:19:46, direct
4.1.1.1/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.1, Vlan1001, [0/0], 00:19:46, local
4.1.1.11/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.11, Vlan1001, [190/0], 00:17:14, hmm
4.1.1.12/32, ubest/mbest: 1/0
*via 40.1.1.1%default, [20/0], 00:17:00, bgp-200, external, tag 100 (evpn) s
egid: 900001 tunnelid: 0x28010101 encap: VXLAN
4.2.2.0/24, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.1, Vlan1002, [0/0], 00:19:45, direct
4.2.2.1/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.1, Vlan1002, [0/0], 00:19:45, local
4.2.2.11/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.11, Vlan1002, [190/0], 00:16:51, hmm
4.2.2.12/32, ubest/mbest: 1/0
*via 40.1.1.1%default, [20/0], 00:16:41, bgp-200, external, tag 100 (evpn) s
egid: 900001 tunnelid: 0x28010101 encap: VXLAN
NXOS3#
NXOS3# show ip arp vrf vxlan-900001
Flags: * - Adjacencies learnt on non-active FHRP router
+ - Adjacencies synced via CFSoE
# - Adjacencies Throttled for Glean
CP - Added via L2RIB, Control plane Adjacencies
PS - Added via L2RIB, Peer Sync
RO - Re-Originated Peer Sync Entry
D - Static Adjacencies attached to down interface
IP ARP Table for context vxlan-900001
Total number of entries: 2
Address Age MAC Address Interface Flags
4.1.1.11 00:16:15 0050.7966.6806 Vlan1001
4.2.2.11 00:16:05 0050.7966.6807 Vlan1002
NXOS3#
NXOS3# show nve peers
Interface Peer-IP State LearnType Uptime Route
r-Mac
--------- -------------------------------------- ----- --------- -------- -----
------------
nve1 40.1.1.1 Up CP 00:19:20 5000.
0004.0007
NXOS3#
NXOS3# show nve vni
Codes: CP - Control Plane DP - Data Plane
UC - Unconfigured SA - Suppress ARP
SU - Suppress Unknown Unicast
Xconn - Crossconnect
MS-IR - Multisite Ingress Replication
Interface VNI Multicast-group State Mode Type [BD/VRF] Flags
--------- -------- ----------------- ----- ---- ------------------ -----
nve1 900001 n/a Up CP L3 [vxlan-900001]
nve1 2001001 UnicastBGP Up CP L2 [1001]
nve1 2001002 UnicastBGP Up CP L2 [1002]
NXOS3#
NXOS4 – Leaf2
NXOS4# show bgp l2vpn evpn summary
BGP summary information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP router identifier 40.1.1.1, local AS number 200
BGP table version is 31, L2VPN EVPN config peers 2, capable peers 2
14 network entries and 20 paths using 3840 bytes of memory
BGP attribute entries [14/2296], BGP AS path entries [1/10]
BGP community entries [0/0], BGP clusterlist entries [0/0]
Neighbor V AS MsgRcvd MsgSent TblVer InQ OutQ Up/Down State/PfxRcd
10.1.1.1 4 100 31 25 31 0 0 00:20:46 6
20.1.1.1 4 100 31 25 31 0 0 00:20:48 6
NXOS4#
NXOS4# show bgp l2vpn evpn
BGP routing table information for VRF default, address family L2VPN EVPN
BGP table version is 31, Local Router ID is 40.1.1.1
Status: s-suppressed, x-deleted, S-stale, d-dampened, h-history, *-valid, >-best
Path type: i-internal, e-external, c-confed, l-local, a-aggregate, r-redist, I-i
njected
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete, | - multipath, & - backup, 2 - b
est2
Network Next Hop Metric LocPrf Weight Path
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1001 (L2VNI 2001001)
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 100 32768 i
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[32]:[4.1.1.11]/272
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6809]:[32]:[4.1.1.12]/272
40.1.1.1 100 32768 i
* e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 100 32768 i
Route Distinguisher: 30.1.1.1:1002 (L2VNI 2001002)
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[0]:[0.0.0.0]/216
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[0]:[0.0.0.0]/216
40.1.1.1 100 32768 i
* e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[32]:[4.2.2.11]/272
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.680a]:[32]:[4.2.2.12]/272
40.1.1.1 100 32768 i
* e[3]:[0]:[32]:[30.1.1.1]/88
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e 30.1.1.1 0 100 200 i
*>l[3]:[0]:[32]:[40.1.1.1]/88
40.1.1.1 100 32768 i
Route Distinguisher: 40.1.1.1:3 (L3VNI 900001)
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6806]:[32]:[4.1.1.11]/272
30.1.1.1 0 100 200 i
*>e[2]:[0]:[0]:[48]:[0050.7966.6807]:[32]:[4.2.2.11]/272
30.1.1.1 0 100 200 i
NXOS4#
NXOS4# show system internal l2fwder mac
Legend:
* - primary entry, G - Gateway MAC, (R) - Routed MAC, O - Overlay MAC
age - seconds since last seen,+ - primary entry using vPC Peer-Link,
(T) - True, (F) - False, C - ControlPlane MAC
VLAN MAC Address Type age Secure NTFY Ports
---------+-----------------+--------+---------+------+----+------------------
* 1002 0050.7966.6807 static - F F nve-peer1 30.1.1.1
G 101 5000.0004.0007 static - F F sup-eth1(R)
* 1001 0050.7966.6806 static - F F nve-peer1 30.1.1.1
* 1002 0050.7966.680a dynamic 00:20:29 F F Eth1/4
G 1001 5000.0004.0007 static - F F sup-eth1(R)
G 1002 5000.0004.0007 static - F F sup-eth1(R)
* 1001 0050.7966.6809 dynamic 00:20:28 F F Eth1/3
G - 5000:0003:0004 static - F F sup-eth1(R)
1 1 -00:00:22:22:33:33 - 1
NXOS4#
NXOS4# show ip route vrf vxlan-900001
IP Route Table for VRF "vxlan-900001"
'*' denotes best ucast next-hop
'**' denotes best mcast next-hop
'[x/y]' denotes [preference/metric]
'%<string>' in via output denotes VRF <string>
4.1.1.0/24, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.1, Vlan1001, [0/0], 00:22:22, direct
4.1.1.1/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.1, Vlan1001, [0/0], 00:22:22, local
4.1.1.11/32, ubest/mbest: 1/0
*via 30.1.1.1%default, [20/0], 00:20:00, bgp-200, external, tag 100 (evpn) s
egid: 900001 tunnelid: 0x1e010101 encap: VXLAN
4.1.1.12/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.1.1.12, Vlan1001, [190/0], 00:19:47, hmm
4.2.2.0/24, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.1, Vlan1002, [0/0], 00:22:21, direct
4.2.2.1/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.1, Vlan1002, [0/0], 00:22:21, local
4.2.2.11/32, ubest/mbest: 1/0
*via 30.1.1.1%default, [20/0], 00:19:37, bgp-200, external, tag 100 (evpn) s
egid: 900001 tunnelid: 0x1e010101 encap: VXLAN
4.2.2.12/32, ubest/mbest: 1/0, attached
*via 4.2.2.12, Vlan1002, [190/0], 00:19:27, hmm
NXOS4#
NXOS4# show ip arp vrf vxlan-900001
Flags: * - Adjacencies learnt on non-active FHRP router
+ - Adjacencies synced via CFSoE
# - Adjacencies Throttled for Glean
CP - Added via L2RIB, Control plane Adjacencies
PS - Added via L2RIB, Peer Sync
RO - Re-Originated Peer Sync Entry
D - Static Adjacencies attached to down interface
IP ARP Table for context vxlan-900001
Total number of entries: 2
Address Age MAC Address Interface Flags
4.1.1.12 00:00:14 0050.7966.6809 Vlan1001
4.2.2.12 00:00:51 0050.7966.680a Vlan1002
NXOS4#
NXOS4# show nve peers
Interface Peer-IP State LearnType Uptime Route
r-Mac
--------- -------------------------------------- ----- --------- -------- -----
------------
nve1 30.1.1.1 Up CP 00:22:05 5000.
0003.0007
NXOS4#
NXOS4# show nve vni
Codes: CP - Control Plane DP - Data Plane
UC - Unconfigured SA - Suppress ARP
SU - Suppress Unknown Unicast
Xconn - Crossconnect
MS-IR - Multisite Ingress Replication
Interface VNI Multicast-group State Mode Type [BD/VRF] Flags
--------- -------- ----------------- ----- ---- ------------------ -----
nve1 900001 n/a Up CP L3 [vxlan-900001]
nve1 2001001 UnicastBGP Up CP L2 [1001]
nve1 2001002 UnicastBGP Up CP L2 [1002]
NXOS4#
結果
問題なく各端末感で疎通できることを確認
参考URL
Cisco Nexus 9000 Series NX-OS VXLAN Configuration Guide, Release 9.3(x)
VXLANチュートリアル
ジュニパーネットワークス EVPN 次世代データ センター アーキテクチャの実装
Next Generation Data Center Infrastructure